インターネットの急速な発展と共に、ネットワーク上で展開される新たなデジタルコンテンツ・コミュニケーションを支える経済的基盤としてのインターネット広告もその市場規模を急激に拡大しつつあります。
インターネットの大きな特徴であるメディアとしてのオープン性は、様々な業種からの参入を容易にし、多種多様なコンテンツを日々刻々と産み出しています。また、インターネットに於ける日進月歩の技術革新は、より豊かなコミュニケーションの為の新たな広告手法として次々と展開されています。
1998(平成10)年には、ユーザー数が1000万人を超えたと言われる日本では、こうしたインターネット広告ビジネスも揺籃期を過ぎ、本格的な成長期にようやくさしかかろうとしています。
しかし、インターネット広告ビジネスを取り巻く環境は、未だに十分に整備されているとは言えず、広告メディアとして確立していく為の、少なからぬ課題が明らかになりつつある状況である、と言えるのではないでしょうか。より大きな市場の成長の為には、個別企業の試行錯誤を超えた解決が望まれる課題も浮上してきている、と言えるでしょう。
幅広い広告主からインターネット広告に関する認知・理解を得て、市場を拡大していくために、広告ビジネスを育てていく立場にある人々が幅広く一堂に会し、共通の課題について、協議・検討し、ビジネスルールを全体として整備していくことが、急務であると考えます。
更に、ユーザーや消費者に信頼される社会的なメディアとしてインターネットが認知され、健全に発展していく為にも、その大きな経済的基盤である広告ビジネスの役割を十分に認識し、高い社会的信頼を得ていくことは必要不可欠であると考えます。
私達は、インターネット広告ビジネスの非常に大きな、また有意義な可能性を確信する一方、その社会的・経済的基盤の重要性を認識し、様々な共通課題を協議していく場としての「インターネット広告推進協議会」をここに設立し、ビジネス環境の整備に向けての努力を積極的に行っていきたいと存じます。
1999(平成11)年5月












